出産の民俗学・文化人類学

書誌事項

出産の民俗学・文化人類学

安井眞奈美編

勉誠出版, 2014.5

タイトル別名

出産の民俗学文化人類学

タイトル読み

シュッサン ノ ミンゾクガク・ブンカ ジンルイガク

大学図書館所蔵 件 / 208

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献あり

収録内容

  • 出産環境の変容 : 〈第三次お産革命〉のために / 安井眞奈美 [述]
  • 産屋習俗にみるケガレ・共助・休養 / 板橋春夫 [述]
  • 出産がunhappyな体験となるとき / 松岡悦子 [述]
  • 現代のお産と、伝えられてきた智恵 / 堀内みどり [述]
  • 助産師として四〇年の雑感 / 梶間敦子 [述]
  • 産育儀礼と性の逆転 / 飯島吉晴 [述]
  • 胞衣をめぐる状況の変化と意識変容 / 濱千代早由美 [述]
  • 水子供養 : 胎児生命への視座 / 鈴木由利子 [述]
  • 海を渡った日本の水子供養 : 民間信仰の日韓比較 / 魯成煥 [述]
  • 幼子の死と弔いの形 / 川村邦光 [述]
  • 先祖から名前をもらうこと : 日本とフランスの比較より / ガランス・デュクロ [述]
  • 母親の子育てする時間 : 岩手県一戸町のフィールドワークより / ミケーラ・ケリー [述]
  • 離島および地方都市における子育て環境の特徴 : その優位性と問題点 / 靍理恵子 [述]
  • 外国人市民の出産・育児 : 医療サポートボランティアの活動から / 中本剛二 [述]
  • 臨床心理学からみた出産・子育て、その支援 / 菅野信夫 [述]
  • 名付けのかたち : 家の名を継ぐ / 柿本雅美 [述]
  • いのちの物質主義的認識からの脱却 / 波平恵美子 [述]
  • 天理教と出産 / 飯降政彦 [述]
  • 総合討論 : 出産の近現代を振り返り、未来へつなぐ / 安井眞奈美 [司会]

内容説明・目次

内容説明

不妊治療、高齢出産、新型出生前診断…医療の近代化を経て、複雑な様相を示すようになってきた現代の出産。子どもを産み育てるという、人間が長らく続けてきた行為は、この先、どのような方向へと進んでいくのだろうか。フィールドワークの成果に基づき、私たちが変わらず続けてきたこと、新たに作り出してきたことを明らかにし、現代日本の出産を相対化する。日本の出産を近現代の流れの中で捉え直した、文化人類学・民俗学研究の集大成。

目次

  • 1 自宅出産から病院出産へ(出産環境の変容—“第三次お産革命”のために;産屋習俗にみるケガレ・共助・休養 ほか)
  • 2 儀礼・異界(産育儀礼と性の逆転;胞衣をめぐる状況の変化と意識変容 ほか)
  • 3 子どもとの関わり(先祖から名前をもらうこと—日本とフランスの比較より;母親の子育てする時間—岩手県一戸町のフィールドワークより ほか)
  • 4 出産の近現代を振り返り、未来へつなぐ(いのちの物質主義的認識からの脱却;天理大学より歓迎の御挨拶—天理教と出産 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB15644052
  • ISBN
    • 9784585230267
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xi, 349p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ