魚で始まる世界史 : ニシンとタラとヨーロッパ

書誌事項

魚で始まる世界史 : ニシンとタラとヨーロッパ

越智敏之著

(平凡社新書, 740)

平凡社, 2014.6

タイトル読み

サカナ デ ハジマル セカイシ : ニシン ト タラ ト ヨーロッパ

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注記

参考文献: p233-237

内容説明・目次

内容説明

十八世紀農業革命以前、西洋の食の中心は肉ではなく魚であり、中世盛期のキリスト教社会では、一年の半分を魚を食べて過ごした。その魚への巨大な需要が、遠く海を越える航海を、漁猟と保存の技術革新を、都市の殷賑を、自由と独立の精神を、ヨーロッパ近代をもたらした。ニシンがハンザとオランダの繁栄を築き、塩ダラが大航海時代の幕を開けた。魚で見る世界史!

目次

  • 第1章 魚と信仰
  • 第2章 フィッシュ・デイの政治経済学
  • 第3章 ニシンとハンザ、オランダ
  • 第4章 海は空気と同じように自由なのか?
  • 第5章 タラから始まる世界史
  • 第6章 タラの漁師は自由にする
  • 第7章 魚はどんなふうに料理されたのか?

「BOOKデータベース」 より

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