正義への責任
著者
書誌事項
正義への責任
岩波書店, 2014.6
- タイトル別名
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Responsibility for justice
- タイトル読み
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セイギ エノ セキニン
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注記
原著 (Oxford University Press, 2011) の全訳
内容説明・目次
内容説明
構造的不正義はいかに生まれ、いかに維持されるのか。そして、正義への責任を果たすにはどうすればいいのか。こんにちの政治の核心を突く主題を、ロールズ、アーレント、ファノンらの議論を駆使して論じ、「社会的つながり」のなかで、罪ではなく責任を担うことを提唱する。本書は、現代最高の政治哲学者の一人、アイリス・マリオン・ヤング(1949‐2006)が病のなかで執筆に打ち込み、遺作となった彼女の主著である。哲学者マーサ・C.ヌスバウムが、ヤングの人物像を語るとともに、本書について解説した緒言を収めた。
目次
- 第1章 自己責任から政治的責任へ
- 第2章 正義の主題としての構造
- 第3章 「罪」対「責任」—ハンナ・アーレントをめぐるひとつの読解、そして実践的批評
- 第4章 社会的つながりモデル
- 第5章 国境を越える責任
- 第6章 責任を避ける
- 第7章 責任と歴史的な不正義
「BOOKデータベース」 より