プシコナウティカ : イタリア精神医療の人類学

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プシコナウティカ : イタリア精神医療の人類学

松嶋健著

世界思想社, 2014.7

タイトル別名

Psico‐nautica : da vicino nessuno é normale

タイトル読み

プシコ ナウティカ : イタリア セイシン イリョウ ノ ジンルイガク

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注記

索引: p467-472

参考文献: p452-466

2012年に京都大学大学院人間・環境学研究科に提出した博士論文をもとに加筆・修正したもの

内容説明・目次

内容説明

なぜイタリアは精神病院を廃絶したのか?その背景にどのような考えがあったのか。精神病院から地域への移行で何が生じたか。地域精神保健サービスの現場でいま何が行なわれているのか。イタリア精神医療の歴史と現状を展望し、「人間」を中心にすえた地域での集合的な生のかたちを描く。

目次

  • 精神医療をめぐる「生」の人類学
  • 第1部 イタリア精神医療の歴史と思想(イタリアにおける精神医療の展開;フランコ・バザーリアの思想とその実践)
  • 第2部 イタリア精神保健のフィールドワーク(病院から出て地域で働く;主体性を返還する;一人で一緒に生きる;“演劇実験室”と中動態;歓待の場としての「わたし」と「地域」)
  • 生きているものたちのための場所

「BOOKデータベース」 より

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