電子立国は、なぜ凋落したか

書誌事項

電子立国は、なぜ凋落したか

西村吉雄著

日経BP社 , 日経BPマーケティング (発売), 2014.7

タイトル別名

電子立国はなぜ凋落したか

タイトル読み

デンシ リッコク ワ ナゼ チョウラク シタカ

大学図書館所蔵 件 / 143

この図書・雑誌をさがす

注記

『日経エレクトロニクスDigital』の連載「電子立国は、なぜ凋落したか」 (2013年11月11日号-2014年3月3日号)/『日経テクノロジーオンライン』の同名連載 (2013年12月19日-2014年4月17日号) を基に加筆した

引用・参考文献: p265-269

内容説明・目次

内容説明

かつて世界を席巻し、自動車と並ぶ外貨の稼ぎ頭だった日本の電子産業。今や、それは夢まぼろしである。そうなってしまった本当の原因は何か。多面的な視点で解き明かす。

目次

  • 第1章 大きな産業が日本から消えようとしている—日本のICT産業の貿易赤字は「天然ガス」並み
  • 第2章 分かっていたはずの「地デジ特需」終了—日本製テレビが盛んに輸出されていたのは1985年まで
  • 第3章 100年ぶりの通信自由化がもたらしたもの—「自由化」「モバイル」「インターネット」の大波に翻弄された通信市場
  • 第4章 鎖国のときは栄え、開国したら衰退—市場のグローバル化で精彩を失った日本のパソコン
  • 第5章 「安すぎる」と非難され、やがて「高すぎて」売れなくなる—日本のDRAM産業の栄枯盛衰
  • 第6章 日本の半導体産業、分業を嫌い続けた果てに衰退—半導体産業でも設計と製造の分業で進む
  • 第7章 アップルにも鴻海にもなれなかった日本メーカー—ファブレス・メーカーとEMSが製造業を再定義
  • 第8章 イノベーションと研究を混同した日本電子産業—技術革新はイノベーションではない
  • 第9章 成功体験から抜け出せるか—工本主義による保護は工業を元気にはしない

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ