東京語の歴史
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東京語の歴史
(講談社学術文庫, [2250])
講談社, 2014.8
- タイトル読み
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トウキョウゴ ノ レキシ
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注記
1988年に中央公論社より刊行された原本を、文庫化にあたり大幅に加筆したもの
文献: p377
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
“標準語”の犠牲になった最初の言語は東京語だった。本書は、古代の東国方言と都ことばを比較し、近世江戸弁が政治の中心地ゆえに日本各地のことばと融合して江戸語を形成するさま、やがて東京語へと発展しながらも標準語の整備によって生きた言葉を失っていく過程を描く。源内、西鶴はじめ豊富な資料で描き出される、標準語ではない東京語の世界。
目次
- 序章 日本語のなかの東京語
- 第1章 古代日本語と東国方言
- 第2章 古代語から近代語へ
- 第3章 関東方言と江戸詞
- 第4章 江戸八百八町と江戸語の成立
- 第5章 江戸語とその言語文化
- 第6章 近代日本と東京語の世界
- 終章 江戸語の伝統と東京語・標準語
「BOOKデータベース」 より