ゴヤ啓蒙の光の影で
著者
書誌事項
ゴヤ啓蒙の光の影で
(叢書・ウニベルシタス, 1012)
法政大学出版局, 2014.9
- タイトル別名
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Goya à l'ombre des lumières
ゴヤ : 啓蒙の光の影で
- タイトル読み
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ゴヤ ケイモウ ノ ヒカリ ノ カゲ デ
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注記
書誌: 巻末p7-10
原著 (Flammarion, 2011) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
フランス革命を生んだ啓蒙の精神と、ナポレオン戦争のもたらす暴力的惨禍とのあいだで、人間の深い闇を見つめたゴヤ。宮廷画家としての出発から、夢・狂気・病に満ちた作品群をへて、晩年の「黒い絵」にいたる創造の過程を、多数の絵画作品や書簡、当時のスペイン社会の状況から跡づける。画家はいかにして、正義の名のもとに行使される人間の残虐さに抗い、近代芸術に決定的一歩を刻んだのか?
目次
- 思想家ゴヤ
- 世界への入場
- 芸術の理論
- 病とその結果
- 病からの回復と再びの失墜—アルバ公爵夫人
- 仮面、戯画、魔法使い
- 『気まぐれ』の解釈
- 不可視のものを見えるようにする
- ナポレオン軍の侵略
- 戦争による荒
- 殺人、強姦、山賊、兵士
- 平和時の荒廃
- 希望とと警戒
- 絵画のふたつのあり方
- 二度目の病、「黒い絵」、狂気
- 新たな出発
- ゴヤの残したもの
「BOOKデータベース」 より