物語における時間と話法の比較詩学 : 日本語と中国語からのナラトロジー

書誌事項

物語における時間と話法の比較詩学 : 日本語と中国語からのナラトロジー

橋本陽介著

(叢書記号学的実践, 29)

水声社, 2014.9

タイトル別名

物語における時間と話法の比較詩学 : 日本語と中国語からのナラトロジー

タイトル読み

モノガタリ ニオケル ジカン ト ワホウ ノ ヒカク シガク : ニホンゴ ト チュウゴクゴ カラノ ナラトロジー

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注記

参考文献: p511-518

内容説明・目次

内容説明

これまでの物語論の議論を振り返り、「比較詩学」の立場から追及可能な問題について整理し、「時間」や「語る声と視点」などの問題を詳細に考察した、新進気鋭の研究者による才気あふれる野心的な書。

目次

  • 物語の比較詩学とは何か
  • 第1章 物語論の術語の再検討から比較詩学へ(「物語」とは何か;物語内容、物語言説、語り;物語における言表主体について;物語の時間;物語る「声」と視点、話法)
  • 第2章 語りの位置と物語における時間(日本語における物語の時間;言語学から見た日本語のテンスとアスペクト;物語におけるタ形とル形の交替、テンスとアスペクト;日本語の語りの位置はどこにあるのか;現代日本語物語におけるル形とタ形の用法;物語現在におけるタ形とル形の交替;物語の特殊用法 ほか)
  • 第3章 語りの位置と話法(話法と「距離」;「話法」とは何か;話法の言語間比較へ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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