フロイトのモーセ : 終わりのあるユダヤ教と終わりのないユダヤ教

書誌事項

フロイトのモーセ : 終わりのあるユダヤ教と終わりのないユダヤ教

ヨセフ・ハイーム・イェルシャルミ著 ; 小森謙一郎訳

岩波書店, 2014.9

タイトル別名

Freud's Moses : Judaism terminable and interminable

タイトル読み

フロイト ノ モーセ : オワリ ノ アル ユダヤキョウ ト オワリ ノ ナイ ユダヤキョウ

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注記

原著 (Yale University Press, 1991) の翻訳

文献一覧: p249-270

内容説明・目次

内容説明

なぜフロイトは最晩年になってモーセ論を書いたのか—公刊直後から今日まで、多くの者を悩ませてきたその謎に、ユダヤ史の世界的権威が正面から挑む。同時代のコンテクスト、父ヤーコプによるユダヤ教育の実態に歴史家として分け入り、謎の核心に迫っていく本書は、ジャック・デリダやエドワード・サイードをはじめ、幾多の議論を巻き起こしてきた。すでに古典となった書物、待望の邦訳をついに刊行。

目次

  • 第1章 第四の屈辱
  • 第2章 ジークムント・フロイト、ユダヤの歴史家
  • 第3章 父の宗教、息子の宗教、「ユダヤ民族特有の事柄」
  • 第4章 一つの事例史?
  • 第5章 フロイトとのモノローグ

「BOOKデータベース」 より

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