秋風秋雨人を愁殺す : 秋瑾女士伝
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秋風秋雨人を愁殺す : 秋瑾女士伝
(ちくま学芸文庫, [タ43-1])
筑摩書房, 2014.9
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シュウフウ シュウウ ヒト オ シュウサツス : シュウ キン ジョシデン
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Note
武田泰淳年譜: p255-263
底本: 筑摩書房 1976年12月刊
叢書番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
清朝末期の混乱極まった政治状況のもと、疾風のように駆け抜けた美貌の若き女性革命家秋瑾(しゅうきん、1875‐1907)の評伝。革命のためにのみ己れのあることを信じて日本に留学、東京で孫文の中国革命同盟会に参加。帰国後、苛烈な革命運動に身を投じ、辛亥革命前夜、浙江省紹興で武装蜂起するも、志果たせず清軍に斬首された。魯迅との関連、さまざまな革命家との確執のなか、日本刀を鍾愛した烈女秋瑾の思想と人間像を浮き彫りにする。以後の革命運動の精神的支柱となった秋瑾の鮮烈な生涯を多彩に描いた評伝の白眉。巻末に、鶴見俊輔による武田泰淳の魅力を語った「主人公とは誰か」を収録。
Table of Contents
- 第1章 秋風秋雨人を愁殺す
- 第2章 なかば血痕なかば涙痕
- 第3章 紹興の雨
- 第4章 「謀反人は誰じゃ」
- 第5章 落水狗と共に
- 第6章 猪の叫び響く
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