化学工学のための数学の使い方
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化学工学のための数学の使い方
丸善出版, 2014.9
- タイトル読み
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カガク コウガク ノ タメ ノ スウガク ノ ツカイカタ
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注記
化学工学会の会誌「化学工学」 (2012年7月-2014年2月) に連載された記事 『数学を知れば化学工学がわかる』 に加筆・修正を行い、書名と章タイトルを変更したもの
索引: p205-211
内容説明・目次
内容説明
化学工学において数学がどのように使われるのか、18のテーマに分けて、基礎的事項から丁寧に解説されているのが本書です。数学で行き詰まり、なぜこんなものが必要なのかと思ったとき、本書は学ぶ目的を示し、意欲的に学ぶきっかけを与えます。また、必要な章を拾い読みすることも可能なため、数学をブラックボックスとして使っているケミカルエンジニアの学び直しにも最適な一冊です。演習・解答も充実しており、実際に手を動かしながら数学の使い方を理解できるでしょう。
目次
- 分数と指数はあなどれない化学工学の基本
- 物質の状態を簡潔な表現に導く対数と逆関数
- 現象をスマートに式化する恒等式に基づく次元解析
- 面倒な解析と計算には行列と行列式が便利
- 微分は事象を解析するための出発点
- 空間を移動する物理量は向きを持つベクトル
- 移動現象の解析に不可欠な関数の近似
- 物質と熱と運動量の移動を体現する三次元非定常式
- 双曲線関数で描かれる温度分布と濃度分布
- 装置制御の基軸となるラプラス変換
- 流動解析のベースはナビエーストークスの運動方程式
- 非定常現象の解析が得意な偏微分方程式
- 分子の運動と拡散に関係深いガウス積分と誤差関数
- 拡散や振動現象を表すキーとなるフーリエ級数
- フーリエ変換は波動方程式などを解く有力な手段
- 円筒物の伝熱解析を支えるベッセル関数
- 拡散方程式を数値計算に導く差分方程式
- 数学の厳密さとグレーゾーンのある化学工学
「BOOKデータベース」 より