「恩恵の論理」と植民地 : アメリカ植民地期フィリピンの教育とその遺制

書誌事項

「恩恵の論理」と植民地 : アメリカ植民地期フィリピンの教育とその遺制

岡田泰平著

法政大学出版局, 2014.9

タイトル別名

恩恵の論理と植民地 : アメリカ植民地期フィリピンの教育とその遺制

タイトル読み

オンケイ ノ ロンリ ト ショクミンチ : アメリカ ショクミンチキ フィリピン ノ キョウイク ト ソノ イセイ

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注記

2008年7月、一橋大学言語社会研究科に提出した博士論文を基にして大幅に加筆し、書き下ろし(序章と終章)を追加したもの

参考文献: pxiii-xxxiv

内容説明・目次

内容説明

教育を植民地への「恩恵」とみなすアメリカの歴史認識は錯綜する評価のなかで残存しつづけた。アメリカ植民地期フィリピンにおける教育の理念と矛盾を検証し、近代植民地主義とその遺制を問い直す。

目次

  • 序章 アメリカ植民地期フィリピンと植民地教育を問い直す
  • 第1章 アメリカ植民地主義と言語
  • 第2章 制度としての「恩恵」
  • 第3章 アメリカ人教員とフィリピン人教員
  • 第4章 フィリピン人教員層と市民教育
  • 第5章 抗争する歴史—植民地の地理・歴史教育
  • 第6章 フィリピン学校ストライキ論
  • 第7章 反フィリピン人暴動とその帰結
  • 終章 植民地主義は継続しているか—二一世紀のフィリピン社会とフィリピン人

「BOOKデータベース」 より

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