パリの家
著者
書誌事項
パリの家
晶文社, 2014.8
- タイトル別名
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The house in Paris
- タイトル読み
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パリ ノ イエ
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注記
集英社文庫 1977年刊の新訳
エリザベス・ボウエンおよびイングランドとアイルランド関連年譜: p366-373
内容説明・目次
内容説明
11歳の少女ヘンリエッタは、半日ほどあずけられたパリのフィッシャー家で、私生児の少年レオポルドに出会う。レオポルドはまだ見ぬ実の母親との対面を、ここで心待ちにしていた。家の2階で病に臥している老婦人マダム・フィッシャーは、実娘のナオミとともに、自宅を下宿屋にして、パリに留学にきた少女たちをあずかってきた。レオポルドの母も結婚前にそこを訪れたひとりだった。青年マックスもこのパリの家をよく訪れていた。パリの家には、旅の途中、ひととき立ち寄るだけのはずだった。しかし無垢なヘンリエッタとレオポルドの前に、その歪んだ過去が繙かれ、残酷な現実が立ち現れる…。20世紀イギリスを代表する女流作家、エリザベス・ボウエンの最高傑作。
「BOOKデータベース」 より