アスペルガー症候群の難題

書誌事項

アスペルガー症候群の難題

井出草平著

(光文社新書, 720)

光文社, 2014.10

タイトル読み

アスペルガー ショウコウグン ノ ナンダイ

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注記

αシノドス52号-63号(2010年5月15日-11月1日刊)に掲載された全6回の連載を大幅に加筆・訂正したもの

内容説明・目次

内容説明

私たちは、1997年の酒鬼薔薇聖斗による犯行に戦慄し、2000年の「17歳の犯罪」を経験し、動機の理解できない少年凶悪犯罪の数々に驚きを持ってきた。2014年になった今でも、その犯罪と動機を理解し得ないままだ。しかし、10年あまりの歳月が過ぎ、これらの事件を見返してみると、アスペルガー症候群という鑑定結果や診断が下された事件が多いという点に気づかされるのだ。本書では、アスペルガー症候群の特性と犯罪に関係があるのか、という疑問に、現在まで積み重ねられてきた科学的知見に基づき、できる限り答えようと思う。

目次

  • 第1章 アスペルガー症候群の特性と犯罪
  • 第2章 暴力行為の防波堤は家族
  • 第3章 暴力アスペの問題と海外の研究
  • 第4章 犯罪事件をふり返る
  • 第5章 少年犯罪とアスペルガー症候群
  • 第6章 アスペルガー症候群と医療観察法
  • 第7章 精神発達病理学的視点とADHD
  • 第8章 これから私たちが考えること

「BOOKデータベース」 より

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