非除染地帯 : ルポ3・11後の森と川と海

書誌事項

非除染地帯 : ルポ3・11後の森と川と海

平田剛士著

緑風出版, 2014.10

タイトル読み

ヒジョセン チタイ : ルポ 3・11ゴ ノ モリ ト カワ ト ウミ

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注記

主な参考資料: p166

内容説明・目次

内容説明

東京電力福島第一原発の過酷事故発生から3年半が経過した。除染事業の予算消化とともに避難区域が再編され、周縁部から徐々に住民が戻り始めている。だが、除染対象から外れた「非除染地帯」の森・川・海では、今も大量の放射能が生態系をめぐり続けている。食物連鎖の流れに乗って、草木や虫や獣や魚たちの体を出たり入ったりしながら、セシウムは一向に消えてなくならない。被災地の「山の幸」「海の幸」はいつ元通りに戻るのか—答えを探して各地を歩き回った。

目次

  • 第1部 二〇一三年冬(奪われた山の幸;沿岸放射能のゆくえ;被曝した生きものたち;里が山に飲み込まれる;東北の幸をとりもどす)
  • 第2部 二〇一三年夏(避難指示解除準備区域にて;20キロ圏内ナイトツアー;アユが放射能をため込む理由;モリアオガエルに心寄せて;マタギたちの苦悩;セシウムは泥水とともに)
  • 第3部 二〇一四年春(汚染土を食らうシシたち;サルの血が物語ること;アユは川底から被曝する;ユメカサゴの警句)
  • 第4部 非除染地帯の生態系はいま(「生態学の目」で見る)

「BOOKデータベース」 より

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