日本銀行と政治 : 金融政策決定の軌跡
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書誌事項
日本銀行と政治 : 金融政策決定の軌跡
(中公新書, 2287)
中央公論新社, 2014.10
- タイトル別名
-
日本銀行 (にっぽんぎんこう) と政治 (せいじ)
- タイトル読み
-
ニホン ギンコウ ト セイジ : キンユウ セイサク ケッテイ ノ キセキ
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注記
参考文献: p294-297
日本銀行と政治関連年表: p302-312
内容説明・目次
内容説明
バブル経済崩壊、デフレ、リーマン・ショック、世界金融危機—。日本経済は1990年代以降、長期低迷に陥った。政府の景気対策は有効に働かず、政治家、エコノミストらの批判は、インフレを懸念し、腰が重い日本銀行に集中する。本書は、速水優、福井俊彦、白川方明、黒田東彦ら4人の日銀総裁を通し、自民・民主両政権から、景気回復や民意を大義名分に、独立性を奪われ、政治に左右されていく日本銀行の軌跡を描く。
目次
- 序章 中央銀行とは何か—日本銀行の立ち位置
- 第1章 デフレ下の迷走—速水優総裁の「強い円」への固執
- 第2章 長期不況の打開へ—先手を打ち続けた福井俊彦総裁
- 第3章 世界金融危機の到来—白川方明総裁の苦渋の選択
- 第4章 デフレ脱却への強固な政治圧力—日本銀行の屈従
- 終章 日本銀行はなぜ追いつめられたのか
「BOOKデータベース」 より