Bibliographic Information

生そのものの政治学 : 二十一世紀の生物医学,権力,主体性

ニコラス・ローズ [著] ; 小倉拓也, 佐古仁志, 山崎吾郎訳

(叢書・ウニベルシタス, 1017)

法政大学出版局, 2014.10

Other Title

The politics of life itself : biomedicine, power, and subjectivity in the twenty-first century

生そのものの政治学 : 二十一世紀の生物医学権力主体性

Title Transcription

セイ ソノモノ ノ セイジガク : ニジュウイッセイキ ノ セイブツ イガク, ケンリョク, シュタイセイ

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Note

監訳: 檜垣立哉

原著 (Princeton University Press, 2006) の全訳

文献一覧: 巻末p5-47

Description and Table of Contents

Description

19世紀以来、国家は健康と衛生の名のもとに、人々の生死を管理する権力を手にしてきた。批判的学問や社会運動が問題視したこの優生学的思想はしかし、ゲノム学や生殖技術に基づくバイオ資本主義が発展した21世紀の現在、従来の批判には捉えきれない生の新しいかたちを出現させている。フーコー的問題を継承しつつも、病への希望となりうる現代の生政治のリアルな姿を描き出す、社会思想の画期作。

Table of Contents

  • 第1章 二十一世紀における生政治
  • 第2章 政治と生
  • 第3章 現れつつある生のかたち?
  • 第4章 遺伝学的リスク
  • 第5章 生物学的市民
  • 第6章 ゲノム医学の時代における人種
  • 第7章 神経化学的自己
  • 第8章 コントロールの生物学
  • あとがき ソーマ的倫理と生資本の精神

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Details

  • NCID
    BB1700950X
  • ISBN
    • 9784588010170
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    x, 496, 47p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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