着ること/脱ぐことの記号論
著者
書誌事項
着ること/脱ぐことの記号論
(叢書セミオトポス, 9)
新曜社, 2014.10
- タイトル別名
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着ること脱ぐことの記号論
- タイトル読み
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キル コト/ヌグ コト ノ キゴウロン
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注記
文献: 論末
内容説明・目次
内容説明
衣服を着るとは、“意味”を着ることであり、裸体とはいわば、“意味の欠如”を着ることである。だからこそ脱ぐことは、かくもスリリングなのだ!「着る/脱ぐ」という記号過程を、いま、根源的に問い直す。
目次
- 第1部 着ることを脱ぎ捨てること(“脱ぐこと”の哲学と美学;新聞女—アートは精神の解放)
- 第2部 「憧れ」を纏うこと(「なぜ外国のファッションに「憧れ」るのか」を問うということ;表象としての外国のファッション—エキゾチシズムをめぐって;日本映画に見る「モガ」の表象—洋装とアイデンティティ;キャラ的身体のためのファッション;ヨーロッパの輸入、再生産、そして逆輸入と再々生産—ゴスロリ・ファッションをめぐって;「憧れ」とともに生きる—シンポジウムを終えて)
- 第3部 (人を)着る(という)こと(袈裟とファッション;音を着る—フルクサスの場合;ギー・ドゥボールとその「作品」—映画『サドのための叫び』における「芸術の乗り越え」と「状況の構築」;(人を)着る(という)こと)
- 第4部 日本記号学会と山口昌男(山口昌男先生を偲んで)
- 第5部 記号論の諸相(研究論文 究極的な論理的解釈項としての「習慣」とパースにおける「共感」;研究報告 家族関係修復のセミオシス—発達記号論ケース・スタディ;ペルシャの青—ホイチン(回青)の壷に現われた形而上の諸々)
「BOOKデータベース」 より