「ひきこもり」に何を見るか : グローバル化する世界と孤立する個人
著者
書誌事項
「ひきこもり」に何を見るか : グローバル化する世界と孤立する個人
青土社, 2014.11
- タイトル別名
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ひきこもりに何を見るか
- タイトル読み
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「ヒキコモリ」ニ ナニ オ ミルカ : グローバルカ スル セカイ ト コリツ スル コジン
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注記
その他の著者: アラン・エレンベルグ, ピエール=アンリ・カステル, マイア・ファンステン, クリスチーナ・フィギュエイレド, クリスチャン・ガラン, マリー=ジャンヌ・ゲジ=ブルディオー, 小川豊昭, セルジュ・ティスロン, 照山絢子, 堀口佐知子, クリストフ・ギネ
奥付の編者: 鈴木國文, 古橋忠晃, ナターシャ・ヴェルー, マイア・ファンステン, クリスチーナ・フィギュエイレド
文献あり
内容説明・目次
内容説明
いまや世界的な話題となっている「ひきこもり」。研究の前線に立つ日本とフランスの第一人者たちが、精神医学・社会学・人類学・哲学などの多様な領域から、ラディカルな考察と豊富な事例を通じて、現象の深層に光を当てる。今日の社会の問題点のみならず、この現象のポジティヴな可能性をも探る新たな挑戦。ひきこもり現象のなかに、今を生きるための鍵を探る。
目次
- 第1部 ひきこもりと今日の社会(同時代人としての「ひきこもり」;メンタルヘルス—自律条件下の社会関係と個人差;自律と自給自足—政治的・道徳的概念から個人の「社会病理」へ;フランスと日本の「ひきこもり」の心的構造;敷居の乗り越え—成年期への移行における障害と中断について;出ていくか留まるか—「ひきこもり」を理解するための四つの手がかり)
- 第2部 日仏のひきこもり事例を踏まえて(「ひきこもり」の多様な形態とその治療;青年の「ひきこもり」—ひとつの否定的選択として;ひきこもりの精神分析—幼少期のコンテイニング不全から生じる誇大なナルシシズムと受動的攻撃性;心理的かつ社会的な脱‐連接;発達障害者と「ひきこもり」当事者コミュニティの比較—文化人類学的視点から;学校恐怖症とその変化形—学校保健の現場から)
「BOOKデータベース」 より