近世スコットランドの王権 : ジェイムズ六世と「君主の鑑」

書誌事項

近世スコットランドの王権 : ジェイムズ六世と「君主の鑑」

小林麻衣子著

(Minerva西洋史ライブラリー, 104)

ミネルヴァ書房, 2014.10

タイトル別名

スコットランド国王ジェイムズ六世の政治思想 一五六六-一六〇三 : ルネサンス期における理想の君主像

近世スコットランドの王権 : ジェイムズ六世と君主の鑑

近世スコットランドの王権 : ジェイムズ6世と「君主の鑑」

近世スコットランドの王権 : ジェイムズ6世と君主の鑑

タイトル読み

キンセイ スコットランド ノ オウケン : ジェイムズ 6セイ ト「クンシュ ノ カガミ」

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注記

博士学位請求論文「スコットランド国王ジェイムズ六世の政治思想 一五六六-一六〇三 : ルネサンス期における理想の君主像」 (一橋大学, 2005年度) をもとに加筆・訂正をしたもの

参考文献: 巻末p7-27

内容説明・目次

内容説明

イギリス内戦の萌芽が看取される専制君主として、否定的に捉えられてきた近世スコットランドのジェイムズ六世。本書では、「君主の鑑」として描く四つの君主像と実践的視点という、近代ヨーロッパの国家形成につながるジェイムズ六世の王権論を体系的に分析する。王権神授説の提唱者という従来の一面的な捉え方から脱し、ルネサンス君主としてジェイムズ六世の思想を明らかにする一冊。

目次

  • 序章 ジェイムズ六世の王権論
  • 第1章 一六世紀スコットランドの政治と社会
  • 第2章 ジェイムズ六世の王権神授論—神聖な王
  • 第3章 征服による世俗的王権—領主としての王
  • 第4章 ルネサンス期の「君主の鑑」と道徳論—有徳な王
  • 第5章 ジェイムズ六世とマキァヴェッリの統治論—統治する王
  • 終章 近代国家形成につながる政治的リアリズム

「BOOKデータベース」 より

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