丸亀ドイツ兵捕虜収容所物語

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丸亀ドイツ兵捕虜収容所物語

高橋輝和編著

えにし書房, 2014.11

Title Transcription

マルガメ ドイツヘイ ホリョ シュウヨウジョ モノガタリ

Available at  / 60 libraries

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参考文献: p229-236

Description and Table of Contents

Description

映画「バルトの楽園」の題材となり、脚光を浴びた板東収容所に先行し、模範的な捕虜収容の礎を築いた丸亀収容所に光をあて、その全容を明らかにする。公的記録や新聞記事、日記などの豊富な資料を駆使し、当事者達の肉声から収容所の歴史や生活を再現。貴重な写真・図版66点収載。

Table of Contents

  • 「大いに友好的に、同情を込めて歓迎します」—捕虜の到着
  • 「美しい日本における無料の休養期間」—収容所生活
  • 「彼らは退屈に苦しんでいる」—民間ドイツ人の慰問
  • 「捕虜達を蹴ったり、殴ったり」—収容所からの密告
  • 「忘恩は世の常」—メッケル将軍の縁者
  • 「侮辱的取り扱い」—ランツェレ大尉事件
  • 「人間社会から隔離されている」—捕虜将校の嘆き
  • 「そこは異常な過密状態」—米国大使館員の来訪調査
  • 「他の捕虜と折り合い悪しき者」—特殊捕虜
  • 「大きな愚行」—捕虜の脱走
  • 「我が国産業の発達・利益に資す」—捕虜の労働と技術指導
  • 「参考となる物多し」—製作品展覧会
  • 「気分は最低」—板東への移転
  • 「遠処宿縁」—元捕虜の丸亀再訪

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