日本語を動的にとらえる : ことばは使い手が進化させる
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書誌事項
日本語を動的にとらえる : ことばは使い手が進化させる
笠間書院, 2014.11
- タイトル別名
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Some singular phenomena of the Japanese language through time
- タイトル読み
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ニホンゴ オ ドウテキ ニ トラエル : コトバ ワ ツカイテ ガ シンカ サセル
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内容説明・目次
内容説明
世界唯一の言語運用システムである、清音と濁音との二項対立・音便・係り結びは、日本語特有であるがゆえに、近世国学と結びついた学問体系により誤って解釈されてきた。情報を効率よく伝えるため、常に進化を続けるメカニズムの、真の姿を明らかにする。
目次
- 序章 母語についての共通理解を検討する—民族主義から切り離して日本語をとらえる
- 1章 ニホンとニッポン
- 2章 原日本語の姿をさぐる—ラ行音の諸問題
- 3章 濁音の諸相—二項対立が担う役割
- 4章 音便形の形成とその機能
- 5章 係り結びの存在理由—自然な長文を組み立てられるようになるまで
- 補論 日本語史研究のこれからのために
「BOOKデータベース」 より