書誌事項

契約と紛争の比較史料学 : 中近世における社会秩序と文書

臼井佐知子 [ほか] 編

吉川弘文館, 2014.12

タイトル別名

Dispute, contract and document practice : comparative studies on the medieval and early modern period

契約と紛争の比較史料学 : 中近世における社会秩序と文書

タイトル読み

ケイヤク ト フンソウ ノ ヒカク シリョウガク : チュウキンセイ ニオケル シャカイ チツジョ ト ブンショ

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注記

その他のタイトルは英文目次による

その他の編者: H・ジャン・エルキン, 岡崎敦, 金炫栄, 渡辺浩一

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

モノを介した人と人との関係が、当事者の属する社会のなかで認知される仕組みを、文書の形式・使用・保管という文書実践の諸側面から比較・検討。日本・韓国・中国・トルコなど、諸外国の中近世における契約文書や公文書の機能や有り様を追究した論考二〇編を収録する。基礎知識も研究史も共有していなかった研究者の交流が、新地平を切り開く。

目次

  • 序 契約・紛争解決・公証の比較史料学
  • 1 契約文書(日本近世の土地売買慣行と東アジア小農民社会;明清時代における個人間の契約文書;朝鮮時代 個人間の契約と契約文書について ほか)
  • 2 紛争解決システムと文書(近世日本裁判再考;一七・一八世紀オスマン朝社会における紛争解決の諸経路—地方法廷と調停の適用;オスマン朝社会の紛争問題における終審機構としての御前会議 ほか)
  • 3 公証機能と文書(中世前期における私文書の「公証」とその方法—京都と周辺域を中心に;中世ヨーロッパにおける私的な法行為の公証手段としての教会の印章;一五・一六世紀京都の都市構造と「都市文書」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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