新葉和歌集
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注記
監修: 久保田淳
底本: 静嘉堂文庫蔵・松井簡治旧蔵本
月報 (8p ; 21cm) あり
解説: p[309]-341
作者名一覧: p342-358
詞書等人名一覧: p359-362
地名一覧: p363-375
初句索引: p376-393
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
皇統が南朝と北朝に分裂し、貴族・武士、さらに神職や僧侶までも両朝のいずれかに属し、又はその間を離合集散して、日本国中が動乱の渦に巻き込まれた南北朝時代のさなか、南朝の宗良親王が撰した准勅撰集。各地を転戦する厳しい現実を反映させた歌などを含みつつ、王朝盛時の平明で優雅な調べを希求する二条派の歌心が基調をなしている。昭和前期の戦争の時代には偏った享受がなされたこの集を政治的イデオロギーから解き放ち、その文芸性を掘り起こす詳注を施す。
「BOOKデータベース」 より