哲学への権利
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書誌事項
哲学への権利
みすず書房, 2014.12-2015.11
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- タイトル別名
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Du droit à la philosophie
- タイトル読み
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テツガク エノ ケンリ
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注記
原著 (Galilée, 1990年刊) の全訳
2の共訳者: 西山雄二, 立花史, 馬場智一, 宮崎裕助, 藤田尚志, 津崎良典
共訳者「宮崎」の「崎」は「山」へんに「竒」の置き換え
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784622078746
内容説明
重要なのは、権利を奪われているものの権利を認めることにほかならない—。哲学教育の削減を求める政府の教育改革に反対し、制度の問われざる前提を思考する、デリダの哲学教育活動の集大成。
目次
- 特権 正当化のタイトルと導入的な注記(「〜の権利」、「〜への権利」—制度的前提;地平と設立、二つの哲学的企図(国際哲学コレージュの事例);「哲学」という名、哲学に対する関心;来たるべき民主主義—言語の権利、言語への権利;境界線の通過—哲学を宣言する;「通俗的な口調」について—あるいは、実況「直接話法」の哲学について(指向と方向—権利、厳格さ、直接、規則性);あくまでも自分自身で—それゆえ、もう一度、あくまでもカントによって−自らを権威づけること;超象徴的なもの—最終審級の法廷;客観性、自由、真理、責任)
- 第1部 誰が哲学を恐れるのか(教員団体はどこで始まり、いかに終わるのか;哲学教育の危機;ヘーゲルの時代;哲学とその学級;分裂する教師団体—「ヌーヴェル・クリティック」誌への回答;全国三部会の哲学)
- 巻冊次
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2 ISBN 9784622078753
内容説明
哲学教育を破壊しようとする力の所在はどこにあるのか。恐るべき先見性で改革の真の意図を見抜き、哲学が自らの権威に幽閉されることなく、現代の諸問題に接続していく道を拓く。全2巻完結。
目次
- 第2部 権威からの転移—哲学の言語と制度(翻訳した方がよいとすれば1—哲学自身の国語による哲学(ある「フランス語の文献」に向けて);翻訳した方がよいとすれば2—デカルトの小説、あるいは語のエコノミー;空位の講座—検閲、教師性、教授性;翻訳の神学)
- 第3部 モクロス—大学の眼(モクロス、あるいは語学部の争い;句読点—博士論文の時間;大学の瞳—根拠律と大学の理念;哲学を讃えて;哲学という学問分野のアンチノミー—書簡による序文;さまざまなポピュラリティ—法哲学への権利について)
- 第4部 補遺(「誰が哲学を恐れるのか」(一九八〇年);複数のタイトル(国際哲学コレージュのために)(一九八二年);キックオフ(国際哲学コレージュのために)(一九八二年);哲学と科学認識論に関する委員会による報告書(一九九〇年))
「BOOKデータベース」 より