ある昭和の家族 : 「火宅の人」の母と妹たち
著者
書誌事項
ある昭和の家族 : 「火宅の人」の母と妹たち
(シリーズここで生きる)
岩波書店, 2014.12
- タイトル別名
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ある昭和の家族 : 火宅の人の母と妹たち
- タイトル読み
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アル ショウワ ノ カゾク : 「カタク ノ ヒト」ノ ハハ ト イモウト タチ
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内容説明・目次
内容説明
こみいった人間模様の、いくぶん風変わりな大家族。三度の結婚をした明治生まれの忍耐強い母のもと、子どもたちはみな、懸命に生きることを学んだ。作家・檀一雄の二十一歳年下の異父妹にして物理教育者の著者が、青春時代に影響を受けた兄一雄や、異父姉たちの思い出、自然に親しみ、家族や知人と交わるのをよろこびとした母の姿を、初めて綴る。
目次
- 花に逢わん—兄檀一雄の晩年
- 丘の上の家—昭和初期の子供の情景
- 石楠花の庭—疎開生活と母の奮闘
- 自由の季節—家族それぞれの新生活
- 「火宅」の傍らで—石神井の兄と私
- 草花に彩られ—中央林間での母の暮らし
- 武家の面影—母の幼き日々
- 心の宝物—晩年の母
- 笑顔とともに—母の最期
- 思い出の地へ—母亡き後の旅
「BOOKデータベース」 より