日本人にとって聖なるものとは何か : 神と自然の古代学
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書誌事項
日本人にとって聖なるものとは何か : 神と自然の古代学
(中公新書, 2302)
中央公論新社, 2015.1
- タイトル別名
-
日本人にとって聖なるものとは何か : 神と自然の古代学
- タイトル読み
-
ニホンジン ニトッテ セイナル モノ トワ ナニカ : カミ ト シゼン ノ コダイガク
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注記
参考文献: p233-238
内容説明・目次
内容説明
一神教とは異なり、日本人にとって神は絶対的な存在ではない。山岳や森林をはじめ、あらゆる事物が今なお崇拝の対象となり得る。遠くさかのぼれば、『古事記』に登場する神々は、恋をするばかりか嫉妬もし、時に寂しがり、罪さえも犯す。独特の宗教観や自然観はどう形成され、現代にまで影響を及ぼしているか。「カムナビ」「ミモロ」などのキーワードを手がかりに記紀万葉の世界に分け入り、古代の人びとの心性に迫る。
目次
- 序章
- 第1章 神と地名の古代学
- 第2章 原恩主義の論理
- 第3章 「モリ」に祈る万葉びとたち
- 第4章 「カムナビ」と呼ばれた祭場、聖地
- 第5章 神の帯にする川
- 第6章 ミモロは人の守る山
- 第7章 畏怖と愛惜とい感情
- 第8章 人と天皇と神と
- 終章
「BOOKデータベース」 より