書誌事項

安全保障論 : 平和で公正な国際社会の構築に向けて : 黒澤満先生古稀記念

神余隆博 [ほか] 編

信山社, 2015.1

タイトル読み

アンゼン ホショウロン : ヘイワ デ コウセイナ コクサイ シャカイ ノ コウチク ニ ムケテ : クロサワ ミツル センセイ コキ キネン

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注記

その他の編者: 星野俊也, 戸崎洋史, 佐渡紀子

内容: はしがき, 第1部: 伝統的安全保障 (1「東アジアの安全保障と日本外交」-5「国連憲章第7章の法的性格」), 第2部: 軍縮・不拡散 (6「新START後の核軍備管理の停滞」-11「通常兵器使用禁止条約における兵器使用禁止義務と履行確保制度の考察」), 第3部: 人間の安全保障・平和構築 (12「人間の安全保障」-16「日本の国際平和協力における全政府アプローチの形成」), 第4部: 人権と安全保障 (17「外国人の出入国と家族の保護」-20「紛争「被害者」と社会変革の「エージェント」としての女性」), 第5部: 新しい安全保障 (21「未来共生による人間の平和論」-25「インフォーマルな合意の形成要因の再検討」, 黒澤満先生紹介)

黒澤満の肖像あり

黒澤満先生紹介 (略歴, 著作目録): p605-621

編者「戸崎」の「崎」は「山竒」の置き換え

収録内容

  • 東アジアの安全保障と日本外交 / 神余隆博 [執筆]
  • 北朝鮮のミサイル配備と日本の対応 : 策源地攻撃能力保持論を考える / 竹内俊隆 [執筆]
  • 信頼醸成措置再考 : 欧州における信頼醸成枠組みの成果と課題 / 佐渡紀子 [執筆]
  • OSCEの役割の変遷 : 欧州における階層的安全保障共同体の中で / 中内政貴 [執筆]
  • 国連憲章第7章の法的性格 : 安保理決議の検討を通して / 山本慎一 [執筆]
  • 新START後の核軍備管理の停滞 : 力の移行の含意 / 戸崎洋史 [執筆]
  • パウエル「核不要」論からみる核抑止の転換点 / 吉田文彦 [執筆]
  • 現代社会における核セキュリティの意義と今後の展望 / 宮本直樹 [執筆]
  • 非伝統的安全保障課題としてのCBRNに対する2国間・多国間協力の展望 : 日本の取り組みを事例として / 一政祐行 [執筆]
  • 対日講和における核エネルギー規制条項の変遷 : 日本に与えられた自由とその限界 / 田中慎吾 [執筆]
  • 通常兵器使用禁止条約における兵器使用禁止義務と履行確保制度の考察 / 仲宗根卓 [執筆]
  • 人間の安全保障 / 福島安紀子 [執筆]
  • アジア地域の人間安全保障 : ダイナミックな変化への協働対応に向けて : リスクの複合連鎖がもたらす課題 / 清水美香 [執筆]
  • セキュリティ・ガバナンスと平和構築 / 山根達郎 [執筆]
  • 治安部門改革 : 日本の警察改革と因果的推論 / 工藤正樹 [執筆]
  • 日本の国際平和協力における全政府アプローチの形成 : イラク支援を事例に / 川口智恵 [執筆]
  • 外国人の出入国と家族の保護 : 権限ある当局が考慮するべき事項に関する若干の検討 / 村上正直 [執筆]
  • ASEAN人権宣言をめぐる政治課程 : AICHRと市民社会アクターとの相克 / 重政公一 [執筆]
  • 在留国で家族を形成した外国人に対する退去強制と自由権規約 / 藤本晃嗣 [執筆]
  • 紛争「被害者」と社会変革の「エージェント」としての女性 : 移行期正義におけるジェンダー政策についての一考察 / クロス京子 [執筆]
  • 未来共生による人間の平和論 / 星野俊也 [執筆]
  • 日本の『国境警備論』の構築に向けて / 古川浩司 [執筆]
  • 武力紛争・平和とマスメディア : 紛争報道の現状と課題 / Virgil Hawkins [執筆]
  • 水銀問題のグローバル化 : 条約交渉までの取り組みから / 宮崎麻美 [執筆]
  • インフォーマルな合意の形成要因の再検討 : グローバル・テロ対策フォーラムを事例として / 佐々木葉月 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

安全保障の理論と実践を論じ今後の方向性を示す。「伝統的安全保障」・「軍縮・不拡散」・「人間の安全保障、平和構築」・「人権と安全保障」・「新しい安全保障」という幅広い視座から検討を行う。

目次

  • 第1部 伝統的安全保障(東アジアの安全保障と日本外交;北朝鮮のミサイル配備と日本の対応—策源地攻撃能力保持論を考える ほか)
  • 第2部 軍縮・不拡散(新START後の核軍備管理の停滞—力の移行の含意;パウエル「核不要」論からみる核抑止の転換点 ほか)
  • 第3部 人間の安全保障・平和構築(人間の安全保障;アジア地域の人間安全保障:ダイナミックな変化への協働対応に向けて—リスクの複合連鎖がもたらす課題 ほか)
  • 第4部 人権と安全保障(外国人の出入国と家族の保護—権限ある当局が考慮するべき事項に関する若干の検討;ASEAN人権宣言をめぐる政治過程—AICHRと市民社会アクターとの相克 ほか)
  • 第5部 新しい安全保障(未来共生による人間の平和論;日本の『国境警備論』の構築に向けて ほか)

「BOOKデータベース」 より

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