大伴家持 : 氏族の「伝統」を背負う貴公子の苦悩
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書誌事項
大伴家持 : 氏族の「伝統」を背負う貴公子の苦悩
(日本史リブレット人, 010)
山川出版社, 2015.1
- タイトル別名
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Ōtomo no Yakamochi
大伴家持 : 氏族の伝統を背負う貴公子の苦悩
- タイトル読み
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オオトモノ ヤカモチ : シゾク ノ「デントウ」オ セオウ キコウシ ノ クノウ
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注記
大伴家持とその時代: 巻末
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
「かりそめにも先祖の名を絶やすことのないようにせよ」。大伴氏の危機を察し、軽挙妄動を慎しむよう家持がうながした「族を喩しし歌」。しかし、その七年後、権威を振りかざす藤原仲麻呂に対し、志を同じくする他氏の数名とともにみずからも挑んでいた。権力を握る有力者の盛衰に翻弄されるなかで、一番の支えは、代々守りぬいた氏族の名誉と誇りだったのではないだろうか。疫病・政争・戦争のなかを生きぬいた、奈良時代貴族の生涯をたどってみたい。
目次
- 奈良時代貴族社会への招待
- 1 名門貴族としての大伴氏
- 2 内舎人と貴族社会
- 3 地方赴任と中央政界
- 4 専制権力のもとで
- 5 議政官への道
- 6 天皇との衝突
- 家持の生きた貴族社会
「BOOKデータベース」 より