平安時代陰陽道史研究
著者
書誌事項
平安時代陰陽道史研究
思文閣出版, 2015.1
- タイトル別名
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平安時代陰陽道史研究
- タイトル読み
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ヘイアン ジダイ オンミョウドウシ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
陰陽道の日本的特質とはなにか?その成立・展開期である平安時代を中心に、仏教・神祇信仰と並ぶ宗教としての陰陽道のあり方、陰陽師たちの天文観測技術や呪術・祭祀など活動の実態とその浸透、彼らの信仰などをさまざまな角度から明らかにする。また、中国から伝来し陰陽道の背景となった諸典籍、その展開のなかで陰陽師たちが著し伝えた主な関連史料を、解説を付しながら幅広く紹介。陰陽師が残した日記である『承久三年具注暦』の翻刻を収める。
目次
- 陰陽道の特質と関係典籍
- 第1部 陰陽道の成立とその展開(陰陽道の成立と儒教的理念の衰退;陰陽道の宗教的特質;陰陽道信仰の諸相—中世初期の貴族官人・都市民・陰陽師;密教修法と陰陽道;院政期の大将軍信仰と大将軍堂)
- 第2部 安倍晴明と天文家安倍氏(安倍晴明の邸宅とその伝領;安倍晴明の「土御門の家」と晴明伝承;天文道と天文家安倍氏)
- 第3部 陰陽道と文献史料(陰陽道関連史料の伝存状況;『承久三年具注暦』の考察;『大唐陰陽書』の考察—日本の伝本を中心として;宣明暦について—『高麗史』暦志と日本の伝本)
- 付論 平安時代初期の政治課題と漢籍—三伝・三史・『劉子』の利用
「BOOKデータベース」 より