美少年尽くし : 江戸男色談義
著者
書誌事項
美少年尽くし : 江戸男色談義
(平凡社ライブラリー, 826)
平凡社, 2015.2
- タイトル読み
-
ビショウネンズクシ : エド ダンショク ダンギ
大学図書館所蔵 件 / 全87件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
1992年9月刊の改訂
文献: p222-223
内容説明・目次
内容説明
主従の契り、出家、死と破滅—男色大百科事典『男色大鑑』や男色指南書『葉隠』などのエピソードを辿りながら、江戸期に称揚された美少年愛に、三島由紀夫に通ずる強烈なナルシシズムに彩られた日本的≒男色的美学を見出す。
目次
- 女がいいか、男がいいか—『田夫物語』その一
- 少年老い易く…—『田夫物語』その二
- 破滅にむかう美学—『田夫物語』その三
- 愉快なナルシシズム—『色物語』その一
- ああ、主従の契り…—『色物語』その二
- 甘酒、ときどき淡水—『色物語』その三
- 色の道は中庸でいこう—『色物語』その四
- かたちを変えた心中—『男色大鑑』その一
- 美男美女、散り方の違い教えます—『男色大鑑』その二
- 男だけの小宇宙—『男色大鑑』その三
- 美少年と美女が限りなく近づく時—『男色大鑑』その四
- 色道の美学をつきつめてみる—『男色大鑑』その五
- 死の直前の美少年は最高に輝く—『男色大鑑』その六
- サムライ少年のチャンバラ願望—『男色大鑑』その七
- 永遠に一体であるために—『葉隠』その一
- 恋のルールは一生ひとりを愛し抜くこと—『葉隠』その二
- 男らしい男に抱きかかえられたい—『仮面の告白』その一
- 空高く、海の青のごとく爽やかに飛べ—『仮面の告白』その二
「BOOKデータベース」 より