日本の英語教育における文学教材の可能性
著者
書誌事項
日本の英語教育における文学教材の可能性
(シリーズ言語学と言語教育, 34)
ひつじ書房, 2015.2
- タイトル別名
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The possibilities of literary materials in English teaching in Japan
日本の英語教育と文学教材 : 1980年代初頭から2000年代初頭までを中心に
- タイトル読み
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ニホン ノ エイゴ キョウイク ニオケル ブンガク キョウザイ ノ カノウセイ
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注記
博士論文 「日本の英語教育と文学教材 : 1980年代初頭から2000年代初頭までを中心に (Japanese English teaching and literary materials from the early 1980's to the early 2000's)」(東京大学, 2013年) をもとにしたもの
参考文献: p311-329
内容説明・目次
内容説明
本書では、文学には、皮肉やユーモアなどといった文学を理解し楽しむために必要なcreativity、書き手や話し手の語り口という文章を理解するために必要なnarrativityがふんだんに含まれているという点から、文学教材が単なる事実文、報告文、作られた会話文よりもコミュニケーション能力育成のための活動に有益であることを論じる。
目次
- 序論 コミュニケーション能力育成時代の文学教材—その位置づけと問題点
- 第1章 コミュニケーション能力育成を目指す英語教育と文学教材—中学校、高等学校、大学の読解教材を中心に
- 第2章 海外の英語教育および外国語教育における文学教材
- 第3章 日本の英語教育におけるオーセンティック教材の解釈—1980年代から2000年代に起きた出来事を踏まえて
- 第4章 「オーセンティック」教材と文学教材の境界再考—“literariness”を尺度として
- 第5章 creativityからとらえ直した「オーセンティック」教材と文学教材
- 第6章 narrativityからとらえ直した「オーセンティック」教材と文学教材
- 第7章 文学教材を使った英語教育の実践例—大学から、高等学校、そして中学校まで
- 結論 日本の英語教育における文学教材—今後の課題と展望
「BOOKデータベース」 より