ニュース空間の社会学 : 不安と危機をめぐる現代メディア論

書誌事項

ニュース空間の社会学 : 不安と危機をめぐる現代メディア論

伊藤守, 岡井崇之編

世界思想社, 2015.2

タイトル読み

ニュース クウカン ノ シャカイガク : フアン ト キキ オ メグル ゲンダイ メディアロン

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注記

引用・参考文献: p261-267

索引: p268-274

内容説明・目次

内容説明

モバイルメディアの発達により遍在化・断片化するニュースが、様々な「危機」を伝えるたびに、私たちは漠然とした「不安」を抱く。世界的な経済危機や3.11を経て、今、メディアと私たちの関係はどうなっているのか。

目次

  • ニュース環境の変化と「不安」の構築
  • 第1部 遍在するニュース空間(断片化するニュース経験—ウェブ/モバイル的なニュースの存在様式とその受容;遍在する、ニュースと“個人”—情報の「受け手/送り手」と「公共性」;個人ニュースサイトの活動にみるニュース空間の遍在性—狭義のニュース論を超えて)
  • 第2部 不安のニュース言説(臓器移植法の改正をめぐるテレビ報道の動き—生と死の錯綜するストーリーとその調停;新型インフルエンザ・パンデミックへのカウントダウン—繰り返される「冷静な対応」;若者犯罪報道が描く脅威と不安—日常的なニュースに埋め込まれた言説戦略;ニュースが伝える失言、ニュースが組み立てる失言—鉢呂経済産業大臣の「死のまち」発言をめぐって)
  • 第3部 ニュース経験の多層性(危機における言説の力を分析する—「直ちに人体に影響を及ぼす数値ではない」を事例に;テレビニュースの「水俣」—「豊かさ」への不安の潜在化;政治を語るテレビニュースのことばと身体—「ニュースステーション」から「報道ステーション」へ)

「BOOKデータベース」 より

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