オタ文化からサブカルへ : ナラティヴへ誘うキャラクター
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書誌事項
オタ文化からサブカルへ : ナラティヴへ誘うキャラクター
繊研新聞社, 2015.1
- タイトル別名
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Redefining Otaku culture as subculture : character induces narrative
オタ文化からサブカルへ : ナラティヴへ誘うキャラクター
- タイトル読み
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オタ ブンカ カラ サブカル エ : ナラティヴ エ イザナウ キャラクター
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注記
参考文献: p351-359
内容説明・目次
内容説明
アニメ表現が、40年の歴史で求めてきたもの—。非主流社会集団「サブカルチャー」と呼ばれる理由。戦争/メカ&美少女/美少年への耽溺、裏腹の政治性。時代意識をかたちにあらわそうとする試み。かいま見える、演劇アプローチの意図。消費社会論とキャラクター行動論を超えた、アニメ表現の存在意義を解き明かす。
目次
- 欲望と消費(宮崎駿はなぜ政治的に正しくないか;サブカルチャーを定義する;ジェンダー消費を読み替える表現;リメイク作に見る、消費と読み替えかた)
- 自由と抗い(風俗から反逆へ。ルパンの足跡;東北が表象する、ハーロックの孤高;命名と命令から逸脱するもの、キリコ;軍隊と警察への嗜好、民主主義の忌避)
- 世界と物語(演劇性が提起する視座とは;退色か豊穣か。セカイの叙述法とは;ガンダムへの返歌をめぐって;戦いという闇で示す人の業、尊厳;歴史の読み替え。ポストモダン的なズレ)
- テクストと解釈(表象分析で見る、サブカルの極限;出崎演出が描いた、運命に抗う人々;公的領域に侵蝕するサブカルチャー;ヒーローであり、鑑賞者である意味 銀河英雄伝説)
「BOOKデータベース」 より