対米依存の起源 : アメリカのソフト・パワー戦略

書誌事項

対米依存の起源 : アメリカのソフト・パワー戦略

松田武著

(岩波現代全書, 056)

岩波書店, 2015.2

タイトル別名

戦後日本におけるアメリカのソフト・パワー : 半永久的依存の起源

対米依存の起源 : アメリカのソフトパワー戦略

タイトル読み

タイベイ イゾン ノ キゲン : アメリカ ノ ソフト・パワー センリャク

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注記

「戦後日本におけるアメリカのソフト・パワー : 半永久的依存の起源」 (2008年刊) を再編集し、主に「はじめに」と第11章を加筆・増補

文献一覧: p277-280

内容説明・目次

内容説明

なぜ日本はこれほど深くアメリカに依存してしまっているのか。なぜそこから抜け出すことができないのか。その秘密は、戦後日本における文化交流事業と政治の関係にあった。リベラルな知識人がアメリカのソフト・パワーの「落とし穴」にはまり込んでいく歴史を、「知」と「権力」と「カネ」から描き出す。

目次

  • 第1章 占領期の対日文化政策—民間情報教育局
  • 第2章 冷戦、「逆コース」、そして戦後日本のナショナリズムの台頭
  • 第3章 独立の代価—「ソフト・ピース」と日米安保条約
  • 第4章 東京でのジョン・D.ロックフェラー,三世—文化交流か「文化帝国主義」か
  • 第5章 ロックフェラー報告書—共産主義の脅威に対抗して
  • 第6章 日米文化交流の制度化にむけて
  • 第7章 知識人への文化攻勢
  • 第8章 日本の知識人を親米派に—ロックフェラー財団の活動を中心に
  • 第9章 東京大学=スタンフォード大学共催のアメリカ研究セミナー
  • 第10章 京都アメリカ研究セミナー
  • 第11章 米国のソフト・パワーの光と翳

「BOOKデータベース」 より

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