讃岐典侍日記
著者
書誌事項
讃岐典侍日記
(笠間文庫, . 原文&現代語訳シリーズ||ゲンブン & ゲンダイゴヤク シリーズ)
笠間書院, 2015.2
- タイトル別名
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Sanukinosuke nikki
讃岐典侍日記
- タイトル読み
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サヌキノスケ ニッキ
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注記
主要研究文献: p207-209
内容説明・目次
内容説明
襲い来る病苦に呻きつつ、死に傾く堀河帝の姿に対して、“われ”は、何もなし得ないおのが無力感のまま、ひたすら、愛執の眼差しを注ぎ続けるほかはなく、病床に添い臥しながら、その体感を内奥に刻印するしかない。生の側に取り残された“われ”は、堀河帝の魂に呪縛された日常のなかで、新帝に仕える身でありながら、しばしば、現実の時空から転出し、ありし日の帝の記憶に回帰せざるを得ないのだった。愛が基底にながれる日本文学史上極めて稀有な日記作品。現代語訳付き!
目次
- 上巻(五月の空も;六月二十日のことぞかし;かくて、七月六日より;明け方になりぬるに;かくおはしませば ほか)
- 下巻(かくいふほどに;かやうにてのみ明け暮るるに;十九日に;十二月一日;十二月も ほか)
「BOOKデータベース」 より