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日本サブカルチャーを読む : 銀河鉄道の夜からAKB48まで

押野武志編著

北海道大学出版会, 2015.3

タイトル読み

ニホン サブカルチャー オ ヨム : ギンガ テツドウ ノ ヨル カラ AKB48 マデ

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注記

内容: はじめに: 日本サブカルチャーを読むための史的展望, I: サブカルチャーの多様な展開(「セカイ系文学の系譜」-「ドライビングゲームにおいて、いかにして「物語」はマウントされるのか、あるいはされないのか」), II: キャラクターから複数の物語へ(「「操り」という亡霊」-「ミステリとライトノベル」), III: サブカルチャーを理解するための新たな枠組み(「物語としてのゲーム/テレプレゼンスとしてのゲーム」, 「サブカルチャー批評の現在と未来」), あとがき: 戦前期の大衆文学論に触れながら, 初出一覧, 執筆者紹介, 人名索引

収録内容

  • はじめに : 日本サブカルチャーを読むための史的展望 / 押野武志 [執筆]
  • セカイ系文学の系譜 : 宮沢賢治からゼロ年代へ / 押野武志 [執筆]
  • 山川直人『100%の女の子』における合成の機能 : 村上春樹の原作小説との対照 / 西田谷洋 [執筆]
  • 『食堂かたつむり』試論 : 倫子のイメージをめぐって / 水川敬章 [執筆]
  • 生と死の狭間で歌う少女 : AKB48から美空ひばりへ、リン・ミンメイへ / 千田洋幸 [執筆]
  • ドライビングゲームにおいて、いかにして「物語」はマウントされるのか、あるいはされないのか / 竹本寛秋 [執筆]
  • 「操り」という亡霊 : 東川篤哉『ここに死体を捨てないでください!』 / 諸岡卓真 [執筆]
  • pixivという未来 : 「クィア・アダプテーション」としての二次創作 / 岩川ありさ [執筆]
  • 「関係」を書くことの可能性 : 百合小説・中里十『君が僕を』論 / 佐藤亮 [執筆]
  • ミステリとライトノベル : 谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズにおける物語世界の構成 / 横濱雄二 [執筆]
  • 物語としてのゲーム/テレプレゼンスとしてのゲーム : 『バイオハザード』を例として / 榊祐一 [執筆]
  • サブカルチャー批評の現在と未来 : 三・一一以後のサブカルチャー批評は何を表象すべきなのか / 柳瀬善治 [執筆]
  • あとがき : 戦前期の大衆文学論に触れながら / 押野武志 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

宮沢賢治は元祖「セカイ系」だった!?小説、マンガ、映画、アイドル、ゲーム、ネット空間…錯綜する日本のサブカルチャーを読み解く。

目次

  • はじめに—日本サブカルチャーを読むための史的展望
  • 1 サブカルチャーの多様な展開(セカイ系文学の系譜—宮沢賢治からゼロ年代へ;山川直人『100%の女の子』における合成の機能—村上春樹の原作小説との対照;『食堂かたつむり』試論—倫子のイメージをめぐって;生と死の狭間で歌う少女—AKB48から美空ひばりへ、リン・ミンメイへ;ドライビングゲームにおいて、いかにして「物語」はマウントされるのか、あるいはされないのか)
  • 2 キャラクターから複数の物語へ(“操り”という亡霊—東川篤哉『ここに死体を捨てないでください!』;pixivという未来—「クィア・アダプテーション」としての二次創作;“関係”を書くことの可能性—百合小説・中里十『君が僕を』論;ミステリとライトノベル—谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズにおける物語世界の構成)
  • 3 サブカルチャーを理解するための新たな枠組み(物語としてのゲーム/テレプレゼンスとしてのゲーム—『バイオハザード』を例として;サブカルチャー批評の現在と未来—三・一一以後のサブカルチャー批評は何を表象すべきなのか)
  • あとがき—戦前期の大衆文学論に触れながら

「BOOKデータベース」 より

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