色彩から見た王朝文学 : 韓国『ハンジュンロク』と『源氏物語』の色
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色彩から見た王朝文学 : 韓国『ハンジュンロク』と『源氏物語』の色
笠間書院, 2015.3
- タイトル別名
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色彩から見た王朝文学 : 韓国ハンジュンロクと源氏物語の色
- タイトル読み
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シキサイ カラ ミタ オウチョウ ブンガク : カンコク『ハンジュンロク』ト『ゲンジ モノガタリ』ノ イロ
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注記
企画: 高田祐彦, 小川靖彦
2015年1月10日, 青山学院大学青山キャンパス17号館17511教室で開催された講演会の講演録
内容説明・目次
内容説明
儒教に束縛され、理念で制御された漢字世界に生きる朝鮮王朝の女性にとって、男女の情の意味も含む“色”は、忌避し隠すべき対象であった。しかし東宮妃の自己語りである『ハンジュンロク』は、ハングルを用いて色を感覚の次元で表現してみせた。一方多彩な色の世界を描いた『源氏物語』では、色を観念的に捉える傾向がある。両国を代表する女性文学が正反対の志向をみせることに着目。日韓を横断し『源氏物語』を専門にする学者が、独自の視点を通して王朝文学に記された色彩の魅力を読み解く。
目次
- 1 はじめに
- 2 韓国の伝統色
- 3 韓国の王朝文学
- 4 『ハンジュンロク』とは
- 5 『ハンジュンロク』と色
- 6 『源氏物語』の白衣
- 講演を聴いて—コメントとレスポンス
「BOOKデータベース」 より