密教アート入門
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密教アート入門
(ちくま新書, 1121)
筑摩書房, 2015.4
- タイトル読み
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ミッキョウ アート ニュウモン
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注記
主要な別尊曼荼羅一覧・曼荼羅の主要文化財一覧: p194-204
内容説明・目次
内容説明
密教は「わからない」といわれることが多い。しかし、密教を「アート」というフィルターをとおして眺めると、あまり難しく考えずに、すっきりと本質を理解できる。日本の密教の開祖である空海も、アートを用いてその本質を知らしめる手法を重んじたという。この手法は、曼荼羅という密教アートの基本へと通じており、曼荼羅自体が密教寺院における本尊の役割も担っている。三〇年もの間、仏画・曼荼羅の研究と作画にたずさわってきた著者自筆の図版も収録、平明な語り口を通じて密教を理解する一冊。
目次
- 第1部 密教アートの世界—基礎知識(曼荼羅入門;別尊曼荼羅;作画の技法と作法;秘仏)
- 第2部 実践する密教アート—生活のなかの密教・加持祈祷(「密教アート」と身体論;密教と加持祈祷;鎮護国家の修法;鎮宅法と安鎮法;五壇の法;請雨法;光明真言法;愛染明王法と如法愛染法;修験道と密教アートの関係;立山曼荼羅と地獄・極楽;死後のデザイン—密教とお墓の「かたち」;梵字・墓石;声明の世界)
「BOOKデータベース」 より