イノベーションの誤解
著者
書誌事項
イノベーションの誤解
日本経済新聞出版社, 2015.3
- タイトル別名
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Misunderstanding innovation
- タイトル読み
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イノベーション ノ ゴカイ
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注記
参考文献: p251-255
付帯資料(図表): p256-259
内容説明・目次
内容説明
かつてカイゼンで世界を席巻した日本のものづくりは、いつしか過度な「技術革新」型の商品開発に傾倒し、グローバル競争で劣位に置かれるようになった—。日本の「ものづくり」は、どのような罠にはまっているのか。再び競争力を取り戻すには、何を学び、何を変えるべきなのか。気鋭の研究者が、ユーザーイノベーションの観点から、実験・調査によって、日本企業が抱える構造的課題を解明、これから我々が進むべき道を明快に提示する。
目次
- 第1章 「ものづくり」を誤解した日本(ユーザー不在の「ものづくり」;「ガラパゴス化」発生の構造的原因 ほか)
- 第2章 イノベーターのアイデアはつまらない(創造性と生産性の罠;クチコミの先行研究から考える ほか)
- 第3章 ユーザーイノベーションはなぜ起こる?(普及過程を構造的に理解する;イノベーションの「本質」を見失わせるもの ほか)
- 第4章 カイゼン社会とベンチャー社会(米国のイノベーション論は日本に当てはめにくい;日米の差は、消費者自体の意識の差ではない ほか)
- 第5章 「イノベーションの誤解」を克服せよ(価値転換現象と、ユーザーイノベーション研究の時代的位置づけ;携帯電話はケータイになり、ワゴン車は普通のクルマになった ほか)
「BOOKデータベース」 より