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その言語・文化の特質

菊池清明著

(中世英語英文学 / 菊池清明著, 1)

春風社, 2015.3

タイトル別名

Aspects of middle English

その言語文化の特質

タイトル読み

ソノ ゲンゴ ブンカ ノ トクシツ

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注記

参考文献: p249-274

内容説明・目次

内容説明

『カンタベリー物語』『ガウェイン卿と緑の騎士』『梟とナイチンゲール』などの作品を多面的に読み解き、“音の文学”としての中世英文学の魅力を現代に蘇らせる。

目次

  • 第1部 文化・文学編(中世文学—その時代の諸相と特質;中世イギリス文化と「個」の意識—小説の起源を求めて;中世英語英文学、あるいはその現代性;英語史的/文体論的英詩鑑賞のすすめ;言語、あるいは文学研究のゆらぎとひろがり—ジョン・ハインズ『過去からの声:英文学と考古学』を読む;『ガウェイン卿と緑の騎士』研究の一書—鈴木榮一『サー・ガウェイン頌』を読む;マニュスクリプト・コンテクスト研究の成果と課題—Thorlac Turville‐Petre,England the Nation:Language,Literature,and National Identity 1290‐1340を読む;『梟とナイチンゲール』の新しい版について—Neil Cartlidge,The Owl and the Nightingale,Text and Translationを読む)
  • 第2部 言語編(The Owl and the Nightingaleへの個別文体論的アプローチ;Sir Gawain and the Green Knightと登場人物の文体的個別性;Sir Gawain and the Green Knightにおける二人称代名詞YEとTHOUの交代移行について;中英語テクストの多様性/多義性と辞書;Sir Gawain and the Green Knightにおけるacole and kyse—clip and kysseとその異形;The Owl and the Nightingaleにおける反復;Repetitive Word Pairsの諸相;中世文学とテクスト校訂—『梟とナイチンゲール』二つのテクスト校訂)

「BOOKデータベース」 より

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