王朝歴史物語史の構想と展望
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王朝歴史物語史の構想と展望
(新典社研究叢書, 271)
新典社, 2015.3
- タイトル読み
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オウチョウ レキシ モノガタリシ ノ コウソウ ト テンボウ
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内容説明・目次
内容説明
『栄花物語』に始まり、『大鏡』『今鏡』以下の鏡物へと連なる平安時代の歴史物語群を、相互の連関と他ジャンルとの交響の相のもとに捉え、仮名文の歴史叙述の内実と有機的な展開のありように迫る、気鋭の研究者30名による「王朝歴史物語史」の構想と展望の試み。
目次
- 1 王朝歴史物語史を拓く(『栄花物語』正編・『同』続編・『大鏡』—連環体としての歴史叙述;歴史物語の基軸としての「世継三作」—「先坊」の設定とその継承をめぐって ほか)
- 2 王朝歴史物語の表現世界(栄花物語;大鏡 ほか)
- 3 王朝歴史物語をめぐる文学史(栄花物語の歌会記事について—「布引の滝」巻・「松のしづえ」巻の歌会を例に;『栄花物語』と仮名日記—『紫式部日記』『更級日記』を中心に ほか)
- 4 王朝歴史物語史への視座(『栄花物語』と唐物;「駒競行幸絵巻」の主題について—王朝歴史物語絵巻に描かれた歴史的事象 ほか)
「BOOKデータベース」 より