シベリア抑留 : 日本人はどんな目に遭ったのか
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シベリア抑留 : 日本人はどんな目に遭ったのか
(新潮選書)
新潮社, 2015.5
- タイトル読み
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シベリア ヨクリュウ : ニホンジン ワ ドンナ メ ニ アッタ ノカ
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注記
巻末: 付表 独立作業大隊(ORB)の配置と日本人捕虜数
内容説明・目次
内容説明
8月15日の後に起きた「不条理な悲劇」を知っていますか?ソ連軍によって、軍人・民間人を問わず70万の日本人が拉致抑留された。その範囲は、極東地域をはじめ、ウクライナや北極圏、中央アジアやモンゴルにまで及ぶ。なぜ日本人は抑留され、数年から十一年も帰国できなかったのか。飢餓・重労働・酷寒の“シベリア三重苦”、ソ連の暴虐、そして冷戦の東西対立の中で「人質」となった歴史の真相を徹底検証する。
目次
- 第1章 ロシアの領土拡張およびソ連共産主義—シベリア抑留の前史(西方東漸—アジアはヨーロッパの植民地だった;ロシアの東征と南下—樺太、千島、満州、朝鮮へ ほか)
- 第2章 昭和二〇年八月九日、ソ連軍、満洲に侵攻す(第二次世界大戦中の日ソ関係;ソ連の宣戦布告、そして満州、北朝鮮への奇襲攻撃 ほか)
- 第3章 ソ連モンゴルへ移送せよ(スターリンの極秘指令九八九八号;「ダモイ」の嘘 ほか)
- 第4章 シベリア三重苦(飢餓、重労働、酷寒)に耐えて(飢餓地獄;強制労働—働かざる者食うべからず ほか)
- 第5章 貧弱な医療と杜撰な埋葬(貧しい医療と乏しい医薬品;抑留者の身体状況、罹病、死因 ほか)
- 第6章 日本人を思想教育せよ(思想教育(洗脳)は主要任務のひとつだった;「日本新聞」とシベリア「民主運動」 ほか)
- 第7章 夢に見たダモイ(帰国)(日ソ交渉と引揚げ第一船;送還を遅らせろ—引揚げの経緯 ほか)
- 第8章 長期抑留者は無実の囚人だった(「戦犯」の作り方;苛酷なる受刑生活 ほか)
「BOOKデータベース」 より