謎とき『失われた時を求めて』

書誌事項

謎とき『失われた時を求めて』

芳川泰久著

(新潮選書)

新潮社, 2015.5

タイトル別名

謎とき失われた時を求めて

タイトル読み

ナゾトキ『ウシナワレタ トキ オ モトメテ』

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注記

参考文献一覧: p292-295

内容説明・目次

内容説明

角田光代氏と『失われた時を求めて 全一冊』を編訳した著者は、原文を詳細に辿るうちに、プルーストが込めた秘密の思いに気づく。ラスキン、ベルクソンから最新の研究まで文献を渉猟し、ついにはヴェネツィアへ飛んで、わが目で確かめたものとは—?テキスト論の第一人者が、従来の批評スタイルに拘らず、大名作を縦横無尽に論じた文学的冒険の著。

目次

  • 冒頭の一句について
  • 「私」が窓辺にたたずむと…
  • “私”という形式、あるいは犬になること
  • モネを超える試み
  • メタモルフォーズ 隠喩的な錯視
  • 小説という場所
  • 描写のネットワークを読む
  • 方法としての記憶
  • 石への傾倒 小説を書く
  • 死んでいる母と「ひとりの女」
  • ヴェネツィア紀行
  • 知覚を宿す平面 プルーストとベルクソン

「BOOKデータベース」 より

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