ザビエルと東アジア : パイオニアとしての任務と軌跡

書誌事項

ザビエルと東アジア : パイオニアとしての任務と軌跡

岸野久著

吉川弘文館, 2015.6

タイトル別名

ザビエルと東アジア : パイオニアとしての任務と軌跡

タイトル読み

ザビエル ト ヒガシアジア : パイオニア ト シテ ノ ニンム ト キセキ

大学図書館所蔵 件 / 101

この図書・雑誌をさがす

注記

索引: 巻末p1-10

内容説明・目次

内容説明

没後まもなく神格化がすすんだ宣教師ザビエルに対する研究は、主として教会関係者によって、イエズス会士としての働きが明らかにされて来た。ローマ教皇より教皇大使に任命されていたことに改めて着目し、日本だけではなく中国を含む東アジア全体を見据えたザビエルの布教構想を発見。異教徒改宗に専念した人物というこれまでの通説を見直す。

目次

  • 第1部 ザビエルの資格(ザビエルのタイトル「ヌンシオ」とその訳語;教皇大使としてのフランシスコ・ザビエル;フランシスコ・ザビエルとフライレ—アジア布教の協働者として;ザビエル書翰のフライレの定義について;「国王巡察使」としてのフランシスコ・ザビエル)
  • 第2部 東アジア布教構想(フランシスコ・ザビエルの東アジア布教構想;「東アジア布教構想」の端緒とガスパル・パルゼウ;ザビエルによる第二次宣教団来日命令(一五四九年)—「日本布教構想」との関連;ザビエルのパイオニア性)
  • 補論 ザビエルの周辺(日本人アンジローの最期に関する新史料;『フロイス・日本史』の史料性—「大日」論争の分析を通して;ジパングとジャポンの同定者ギョーム・ポステル—フランスにおける日本研究の端緒)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ