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書籍の宇宙 : 広がりと体系

鈴木俊幸編

(シリーズ「本の文化史」, 2)

平凡社, 2015.5

タイトル読み

ショセキ ノ ウチュウ : ヒロガリ ト タイケイ

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注記

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

海の向こうから輸入され、木の活字を使い、京の書籍のまねをして町の読み物として、お上の教諭のために、字の書き方を習い、字を読むために学び、さまざまな目的をもったさまざまな出来方の書物や印刷物が、近世から近代へとその存在を主張した。その百花繚乱。

目次

  • 総論 書籍の宇宙(たまたま;目をくらます仕掛け)
  • 1 歴史と漢籍—輸入、書写、和刻(日本文化のなかの漢籍;王朝の文化と漢籍 ほか)
  • 2 古活字版の世界—近世初期の書籍(古活字版の世界;『施氏七書講義』の刊行と享受 ほか)
  • 3 「書」の手本の本—法帖研究の意義と方法(法帖と呼ばれる「書」の手本;和刻法帖研究 ほか)
  • 4 辞書から近世をみるために—節用集を中心に(近世の辞書;近世初期節用集の展開 ほか)
  • 5 江戸版からみる一七世紀日本(初期出版界における江戸版の展開;古浄瑠璃の展開 ほか)
  • 6 領内出版物—治世と書籍(メディアとしての領内出版物;一七世紀—地域教諭書から藩法へ ほか)
  • 7 何を藩版として認めるのか—蔵版の意味するもの(藩版の多様性;藩版の三つの特徴 ほか)
  • 8 草双紙論(享受の実際;その特性 ほか)
  • 9 書籍の近代—東京稗史出版社の明治一五年(東京稗史出版社刊行の造本様式;東京稗史出版社起業の風景 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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