読書と読者
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読書と読者
(シリーズ「本の文化史」, 1)
平凡社, 2015.5
- タイトル読み
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ドクショ ト ドクシャ
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内容説明・目次
内容説明
本を読む歴史を探るシリーズ第1弾。より多くの実りを求め、信心のよすがに、新しい交流のため、また家の維持や地域の安寧のため、命を救うため、暮らしを支える知や経験のために、この国で、男や女やさまざまな業を営む人々が書籍に向かい読者となった時代、そのありようを多角的に描く。
目次
- 総論 読書と読者(読者研究における三つの転機;読者研究の自立と展開 ほか)
- 1 江戸時代の公家と蔵書(摂家と蔵書;野宮家と蔵書 ほか)
- 2 武家役人と狂歌サークル(「天領」と狂歌;「移封」と狂歌サークル ほか)
- 3 村役人と編纂物—『河嶋堤桜記』編纂と郡中一和(『河嶋堤桜記』の構造と特質;川島領治水史の再確認 ほか)
- 4 在村医の形成と蔵書(在村医と蔵書;在村医の処方書—『弥生園方函』と蔵書の関係 ほか)
- 5 農書と農民(宮崎安貞の世界;『農業全書』の出版 ほか)
- 6 仏書と僧侶・信徒(書籍目録のなかの仏書;檀林・学林の創設と仏書出版 ほか)
- 7 近世後期女性の読書と蔵書について(女性らが楽しむ戯作本;なぜ人情本は女性に読まれたのか ほか)
- 8 地域イメージの定着と日用教養書(手習教育と地域イメージの醸成;地域イメージの書物メディアにおける展開—近江百景を事例に ほか)
- 9 明治期家相見の活動と家相書—松浦琴生を事例にして(松浦琴生の生涯;琴生の家相図 ほか)
「BOOKデータベース」 より