古代エジプト死者からの声 : ナイルに培われたその死生観
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古代エジプト死者からの声 : ナイルに培われたその死生観
(河出ブックス, 082)
河出書房新社, 2015.6
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古代エジプト : 死者からの声 : ナイルに培われたその死生観
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コダイ エジプト シシャ カラノ コエ : ナイル ニ ツチカワレタ ソノ シセイカン
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参考文献リスト: p237-248
Description and Table of Contents
Description
ミイラ、ピラミッド、ツタンカーメン、極彩色に彩られた壁画や巨大な石造りの神殿…古代エジプトから連想するあらゆるものに「死のイメージ」はついて回る。古代エジプト人たちは「死」をどのように捉え、どのように受け入れていたのであろうか—。日本をはじめとする他の文化・文明との比較によって、古代エジプトの死生観・来世観の独創性を浮かび上がらせる。
Table of Contents
- 第1章 冥界への扉としてのナイル河(自然地形からみた境界線—河・山・坂・洞窟・辻;人工的な境界線—橋・神殿・門;死者と生者の境界線と不滅の魂)
- 第2章 ミイラにみる宗教観・信仰心の芽生え(古代エジプト人の信仰心の発展;ミイラの作り方とカノポス壷;王の墓としてのピラミッド)
- 第3章 神話と宗教文書にみる古代エジプトの神々の世界(創世神話と多神教世界;宗教文書と文学作品の中の死;死者の王オシリス神とオシリス神話)
- 第4章 化粧と装身具からみた来世観(化粧と女性とタトゥー;王笏と指輪と鏡が持つ意味;アミュレットの役割)
- 第5章 ツタンカーメン王墓は何を語るのか(「永遠の家」に描かれた開口の儀礼;ツタンカーメン王墓出土の副葬品;ツタンカーメンのサンダル)
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