ヴァイマル憲法とヒトラー : 戦後民主主義からファシズムへ

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ヴァイマル憲法とヒトラー : 戦後民主主義からファシズムへ

池田浩士著

(岩波現代全書, 068)

岩波書店, 2015.6

タイトル読み

ヴァイマル ケンポウ ト ヒトラー : センゴ ミンシュ シュギ カラ ファシズム エ

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内容説明・目次

内容説明

第一次世界大戦後の戦後民主主義を体現するヴァイマル憲法下で、ヒトラーは人心を掌握し、合法的に政権を獲得した。ドイツ国民を魅了したナチズムの本質を抉り出し、新たなファシズムの到来に警鐘を鳴らす。

目次

  • 1 もう一つの戦後民主主義とドイツのファシズム(戦争とファシズムの世紀;一九三三年一月三〇日―ヒトラー内閣の誕生;ナチスは合法的に国家権力を掌握した;革命運動としてのナチズム)
  • 2 ドイツの敗戦、もっとも民主的な憲法(民族・国家・国民;ドイツ革命からヴァイマル共和国へ;ヴァイマル憲法と最初の戦後民主主義;匕首伝説の説得力)
  • 3 戦争する国をボランティアが担う(ファシズムとは何か?;国民はなぜナチズムを支持したのか?;自発性と社会参加―善意とやる気の組織化;「労働奉仕」の法制化と義務化)
  • 4 死と政治(ヴァルハラという靖国神社;ヒトラー政権はまず最初に誰を抹殺したか?;国家儀礼から戦争国家へ―ファシズム政治の大道;ボランティア労働からホロコーストまで)
  • 5 遙かな国の遠い昔ではなく(ふたたびファシズムとは何か?;ナチス・ドイツと歴史認識;二つの憲法、二つの戦後民主主義;「戦争のできる国」から「戦争する国」へ)

「BOOKデータベース」 より

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