文明の誕生 : メソポタミア、ローマ、そして日本へ
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書誌事項
文明の誕生 : メソポタミア、ローマ、そして日本へ
(中公新書, 2323)
中央公論新社, 2015.6
- タイトル別名
-
文明の誕生 : メソポタミアローマそして日本へ
- タイトル読み
-
ブンメイ ノ タンジョウ : メソポタミア、ローマ、ソシテ ニホン エ
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注記
図版引用文献: p304-307
主要参考文献: p308-313
内容説明・目次
内容説明
道路、都市などの建造物、カレンダーや貨幣、法律にはじまる制度、そして宗教や文学のような精神世界まで、わたしたちの快適な毎日は、数多くの文明的な要素によって成り立っている。では、この文明はいつ、どこで誕生し、どのように受けつがれてきたのか。本書は、5000年前のメソポタミアに文明の起源をたずね、ギリシア、ローマや古代中国を経て、現代の日本にいたるまでを巨細に辿る壮大な「旅」である。
目次
- 序章 都市国家とは—ギルガメシュの城壁
- 第1章 職業と身分の分化—シュメル版「職人尽」
- 第2章 時は力なり—暦と王朝表
- 第3章 交通網の整備—「下の海から上の海まで」を支配したサルゴン王
- 第4章 金属の利用—銀と銅
- 第5章 文字の誕生—楔形文字が結んだ世界
- 第6章 法の誕生—男と女のもめごとを裁くには
- 第7章 王の影法師—「ウルのスタンダード」は語る
- 第8章 詩を編む女、子を堕す女—女性たちの光と影
- 第9章 安心立命の仕組み—グデア王の釘人形
- 終章 歴史を築いた「相棒」—馬を見たシュルギ王
「BOOKデータベース」 より